重要無形文化財「久留米絣」の認定条件として、
1.手括り(てくくり)による絣糸を使用すること
2.純正天然藍で染めること
3.なげひの手織り織機で織ること
などの規定があり、文化財の認定条件はあまりにも厳しく審査に通る反物はごくわずかで、崇高で貴重な絣になります。
また手織りは機械織りでは表現できない繊細な柄を生み出せるのが手織りの魅力です。
上下に分かれた経糸を引き上げ、その間に緯糸を通し、打ち込んでいくことで一枚の綿織物を完成させます。
染色は藍染が主流ですが、近年は草木染め、反応染料を使い色鮮やかな絣も魅力的です。