前面にパッチワークで、アジロ編みを立体的に表現したタテ型の2WAYタイプのラックサック。
本体開口部には、両開きファスナー。
背面には、20cファスナーポケット
両マチには、ペットボトルが入るポケット。
中袋には、貼り付けポケット、16cmファスナーポケット。
持ち手、ショルダーひもはしっかりとした平織りテープを使用。
【W260 H330 D160 持手330 ショルダー480~730】
109.カツオ縞紺(13,000円)
110.すかし縞黒(13,000円)
西原織物の縞絣。紺のパッチワーク部分の生地は鰹縞と呼ばれる縞になります。この名称でもわかるように魚のカツオから命名された縞模様になります。また「かつ=勝つ」の意味からも愛されてきた歴史もあります。ネイビーからブルーへ5段階の美しいグラデーションがこの模様の特徴になります。タテ糸は30番手の双糸、ヨコ糸は12番手のネップ糸(所々小さなツブが付着した糸)を使用。ヨコ糸をネップ糸使用により凹凸を出しています。
山下織物の文人絣。黒のパッチワーク部分の生地はすかし縞といい、比較的太い番手の様々な糸を使い風合い豊かに織り上げた絣です。この絣は濃色になった部分に細かい絣が入っており、所謂久留米絣の絣模様を作るときには「くくり」という作業を行いますがこのような細かい絣は織貫(おりぬき)という作業で染め分けをします。この工程で作られた絣は以前は男物の着物(大島絣という名称で呼ばれる)として全国に広く流通したそうです。
現在では様々な用途で使われる大人気の生地になっています。今回のこの絣は縞に織貫を入れ、シャープな中に絣の温かみを取り入れたものになっています。また、シンプルな色の組み合わせとボリュームにある生地合いはカジュアルな雰囲気にあふれ絣ビギナーに好まれる柄です。
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