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洋服ができるまで vol.1【生地のせ】

洋服ができるまで vol.1【生地のせ】

2020/12/01

FASHION

By ayaka (GLF研究員)

こんにちは。GLF 研究員の ayaka です。

Giemon Live Factory の店内には「ものづくり」の様子を身近に感じられるようにと設けられたアトリエスペースがあり、実際にこの場所でデザインやパターン(型紙)を制作しています。

そんな、アトリエスペースで行われている、普段多くの方がなかなか目にすることのないであろう、洋服ができるまでの工程や、その作業の様子を
私の目線で少しずつお伝えできればと思います。

今現在は主に、来年の1月に行われる「2021_SS」の展示会に向けての準備が行われていて、つい先日、機屋さんからサンプルに使用する反物(生地)たちが送られてまいりました。

久留米絣の制作の流れは大まかに『図案作成(柄づくり)→括り(くくり)→染色(染め)→織る』という作業なのですが、その中にも「糊付け」や「留合わせ(柄合わせ)」「水洗い」「管巻き(よこ糸を管に巻く)」縮みを少なくするための「湯通し」「天日干し(乾燥)」「整反(検査・たたみ)」などなど、全部で約20〜30もの工程があります。

作業量が多く時間もかかるため、展示会の半年以上前には生地のデザインを決め、機屋さんに発注します。

そして、生地が上がってきたら次は、デザイナーが『生地のせ』をしていきます。『生地のせ』というのは、デザイン画を見ながら「このデザインは、この生地で作ろう」と、当てはめていく作業です。

どの生地をどのデザインに落とし込むか…

複雑なパターン(型紙)だからこそ生地を配した時の「表情」をイメージし、同時にスタイリングのことも考えながら、一着のデザインに数柄をのせていきます。

そして、ここからは私の想い

今回、あがってきた生地で
私的に特に気になる柄はというと、こちら(下画像一番手前)

レトロクロス 黒/ベージュ (下川織物

黒に細い縞のクロス柄のパターンがパキッと映えて、一段と目を引くテキスタイル。洋服になったらどんな表情を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。


今回取り上げた生地は、次の展示会へ向けたもののほんの一部ですが、
「柄」の歴史は「久留米絣」の歴史とも言えるくらい、様々な柄や模様があります。一方で、現代のニーズや用途に合わせて、無地ライクなものやシンプルなパターンなど、様々な機屋さんと共に開発に取り組んでいます。

皆様もGLF店頭にお越しの際は、「好みの生地」
私たちにお聞かせください。

さて、今回の『生地のせ』のお話の次は、どんな「ものづくりの光景」が見られるでしょうか。

Vol.2 も、おたのしみに。


ayaka