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生産部、部長 野口泰男


人が伝えるもの

 

筑後地方に伝わる久留米絣は柄作りから検査まで30の工程があります。

どの仕事も技術および手間が必要ですが、どこも手慣れた手つきで

スイスイと仕事が進んでいます。

見ていてなかなか飽きない光景。そこに何が?!

人から人へ伝えられるものが、そこにあるからではないでしょうか?

織物は経糸と緯糸が奏でる作品であって、織り機いっぱいのキャンパスに

描かれる作品が日々産声をあげます。

今、緯糸のトング巻きが手際よく行われています。

20本の糸が順番にトングに巻き取られて、緯糸の完成です。

ひとつひとつの仕事が確実に行われて、次の仕事へ伝えていく。

このつながりでひとつの商品が生まれています。

久留米絣とはそういうものです。